室内土質試験
圧密試験
圧密試験
サンプリングした乱れの少ない試料を用いて、地盤の沈下量や沈下時間の推定に必要な圧縮性と圧密定数及び圧密降伏応力を求めるために圧密試験を実施します。圧密は、荷重を受けることにより、間隙水が排出され、間隙の体積が減少し、時間の経過とともに密度を増加させる現象です。したがって、粗粒土の場合は透水性が高く圧縮性が低いため、圧密は短時間で終了しますが、飽和粘性土は、透水性が低く圧縮性が高いため、長い時間をかけ大きな圧密量を生じます。
24連の空圧式全自動圧密試験装置を導入したことにより、無人化制御システムによる省力化、試験環境の向上が図れています。